旭化成アルミペースト 旭化成株式会社
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旭化成アルミペーストの取扱い および貯蔵上の注意

アルミペーストは、主に鱗片状のアルミニウムと石油系の高沸点溶剤からなるペースト状の組成物です。
以下は当社アルミペーストを安全に取扱っていただくための注意事項の要点です。
当社では製品安全データシート(MSDS)を別途作成していますので、お取扱い前に必ずお読みください。
MSDSがお手元にない場合は、弊社担当まで連絡いただければお送りします。
なお、当社アルミペーストとともに使用される製品の安全性については、貴社にて調査くださるようお願い致します。また、(社)日本アルミニウム協会が<アルミニウムペースト取扱い安全手引き(改訂2版)>を発行(平成16年6月)しておりますので、あわせてご参照ください。

取扱い上の注意
消防法危険物に適合した取扱いをしてください。(詳細はMSDS参照)
アルミペーストはアルミニウム粉の様な粉塵爆発はありませんが、乾燥してパウダー状態になり、飛散して爆発下限界以上の濃度の粉塵雲を形成した場合は、粉塵爆発の危険性があります。
溶剤への引火を避けるため、着火源のあるところでは取扱わないでください。万一着火した場合は、粉末消火器または防火砂で消火してください。アルミペーストが燃焼中に注水しますと、水素ガスが発生しますので、注水は絶対に避けてください。
アルミペーストは水・酸・アルカリ・酸化剤・金属酸化物・ハロゲン化合物と反応して水素ガスが発生する恐れがありますので、これらとの接触を避けてください。
容器から出し入れするときは、こぼさないようにしてください。
有機則に該当する有機溶剤(ミネラルスピリット、ソルベントナフサ、トルエン、キシレン等)を使用しています。
取扱場所には局所排気装置を設けてください。皮膚・粘膜への影響がありますので、取扱中は有機溶剤用マスク・手袋等の保護具を着用し、出来るだけ皮膚に触れないようにしてください。
応急処置
 皮膚についた場合は石鹸でよく洗ってください。
 眼に入った場合は清浄な水で15分間以上洗浄した後、医師の診断を受けてください。
廃棄上の注意
 廃棄する場合は、産業廃棄物処理業者もしくは弊社担当にご相談ください。


貯蔵上の注意

消防法に適合した貯蔵をしてください。(詳細はMSDS参照)
アルミペーストは、直射日光や雨水及び過度の湿気を避け、40℃以下の屋内、望ましくは15〜25℃の屋内で密封状態にして貯蔵してください。(但し、リーフィングタイプの特殊グレードは、ステアリン酸析出の傾向が強いので15〜45℃の屋内での貯蔵が望ましい。)
リーフィングタイプのグレードで保管中に万一ステアリン酸(粉状もしくは粒状の白っぽい析出物)が析出した場合、30〜45℃に加熱し(直火厳禁、容器ごと温めてください。)、よく混ぜて(全体が均一な状態にして)お使いください。尚、開缶の際には、溶剤の揮発など十分ご注意ください。
保管中に容器が、万一異常な内圧により膨れた場合、容器上蓋にガス抜きビスがあるものは、これを除々に緩めて内圧を大気圧まで降下させた後開缶してください。上蓋にガス抜きビスがないものは、上蓋が飛ばないよう押さえ、ハンドレバーを緩め、除々に内圧を下げてから開缶してください。 尚、発生したガスは水素ガスである可能性が高いため、火気厳禁を徹底し、換気の良い場所でガスを抜いてください。
アルミペーストは、輸送中の振動や保管条件等により、時としてアルミ分と溶剤分が分離することがありますが、品質上は問題ありません。このような場合は、全体が均一な状態になるよう混合してからご使用ください。尚、製品に何かお気づきの点がありました場合は、弊社担当までご連絡ください。


その他

海外輸出する場合は、弊社MSDSの「16.その他の情報」を参考にし、貴社の責任において該当国の法律を遵守し、所定の手続きをお取りくださいますようお願い致します。
塗料、印刷インキ、その他(農ビ、繊維、磁気カード)以外の用途へ使用することをご検討の場合は、弊社までお問合せください。




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